増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
内科エマージェンシーと緊急検査
クレアチンキナーゼ(CK)
市川 健一郎
1
,
木村 満
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.80-82
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907062
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●CK値の上昇をみたら,CK-MBも測定する.
●CK-MBが上昇していたら,まず心筋梗塞などの心疾患を考え,早急に確定のための検査,治療を開始する.
●広範囲の骨格性障害の場合,原疾患の治療を行うとともに,ミオグロビン尿症による急性腎不全に注意する.
●CK高値を呈する病態は重篤なことが多く,迅速な対応が要求される.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.