特集 酵素検査の勧告法および標準化対応法-主要8酵素の現状と課題を整理する
主要8酵素の勧告法 CK(クレアチンキナーゼ)
渡辺 駿太
1
,
松下 誠
1埼玉県立大学 大学院保健医療福祉学研究科
キーワード:
Creatine Kinase
,
Isoenzymes
,
血液化学分析
,
指示薬と試薬
,
臨床化学
,
国際臨床化学会
,
標準化
Keyword:
Chemistry, Clinical
,
Creatine Kinase
,
Blood Chemical Analysis
,
Reference Standards
,
Isoenzymes
,
Indicators and Reagents
pp.453-457
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023275573
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CK活性測定は1989年に日本臨床化学会(JSCC)が勧告法を設定して以来,標準化がなされ,ほとんどの施設で勧告法に互換性のある標準化対応法が採用されている.IFCC法と比較しても,主要8項目のなかで測定条件が統一されている項目の一つである.本稿では,CKのJSCC勧告法の試薬処方や分析条件などの特徴をあらためて確認する.
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