症例によるリハ医療—内科医のために・3
脳卒中患者のリハビリテーション(その3)
藤田 雅章
1
,
江崎 宏典
2
,
河合 正行
3
1国立長崎中央病院整形外科
2国立長崎中央病院総合診療科
3国立長崎中央病院リハ科
pp.1117-1121
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906864
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脳卒中の早期リハビリテーション(以下,リハと略)の有用性は長年にわたり強調されてきたが,まだ十分に普及しているとはいえない.その効用としては,入院期間が短縮され,より高い機能で社会復帰できるといわれている1,3)リハの遅れによる最大の問題は,臥床に伴う二次的な合併症(廃用症候群)が生じることである1).本稿では,当院における脳卒中リハについて,症例を通してその取り組みと問題点について述べてみたい.
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