今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
骨粗鬆症
骨粗鬆症の薬物療法—カルシトニン,ビタミンK,イプリフラボン
和田 誠基
1
1埼玉医科大学第4内科
pp.1081-1083
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906858
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ポイント
●カルシトニンは破骨細胞に直接作用して骨吸収を抑制する.
●カルシトニンは骨粗鬆症に伴う骨痛の治療に奏効する.
●カルシトニン,ビタミンK,イプリフラボンには骨量増加作用があることを示す報告もあるが,大腿骨頸部骨折や椎体の圧迫骨折の予防効果に関しては,現在大規模検討が実施されている.
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