今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症
骨代謝異常
【骨粗鬆症の診断と治療】―骨粗鬆症をどのように治療するか
骨粗鬆症治療におけるカルシトニンとビタミンK
和田 誠基
1
,
小野 加津広
1
1城西国際大学薬学部臨床医学講座
pp.2046-2048
発行日 2004年12月10日
Published Date 2004/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101248
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
カルシトニンは破骨細胞表面のカルシトニン受容体を介して作用し,骨吸収を抑制する.
カルシトニンは椎体骨折に伴う腰背部痛を軽減する.
カルシトニン,ビタミンKは骨量増加や骨折抑制効果を示すという小規模の報告がある.しかし,エビデンスレベルが高いとされる大規模な検討が少ない.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.