今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
骨粗鬆症
骨粗鬆症の薬物療法—エストロゲン,SERM
五来 逸雄
1
1横浜市立大学医学部産婦人科
pp.1070-1073
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906855
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ポイント
●閉経後女性にエストロゲンを投与すると骨量低下が抑制されるが,その機序は現時点では必ずしも明らかではない.
●エストロゲンの副作用を解決すべくSERMが開発されてきたが,その臨床応用は将来の課題である.
●エストロゲン療法を行う場合にはその長所・短所を理解して,インフォームド・コンセントを得て開始することが重要である.
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