増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
代謝・栄養障害治療薬
糖尿病合併症治療薬
メトリジン(大正)
渥美 義仁
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.333
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905628
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臨床薬理
●作用機序:本剤は吸収後,主として肝臓で代謝されてグリシン残基が解離し,活性代謝物となる.この活性代謝物がα—アドレナリン受容体刺激を介して,末梢血管収縮作用,末梢血管抵抗増加作用を示す.心臓への直接作用はなく,脳組織血流量にも影響を及ぼさないとされている.
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