今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
内科と皮膚科の境界領域
AIDSにおける皮膚症状
赤城 久美子
1
1東京都立駒込病院皮膚科
pp.679-681
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905046
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ポイント
●AIDSにおける皮膚症状は,①感染性疾患,②二次性悪性腫瘍,③その他の皮膚病変に大別される.
●感染症はウイルスと真菌が主で,帯状疱疹,単純疱疹,カンジダ症,白癬の頻度が高い.
●カポジ肉腫は男性同性愛者がほとんどで,局在していれば放射線療法が奏効する.
●脂漏性皮膚炎,薬疹,掻痒性丘疹の多発もよくみられる.
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