今月の主題 肝疾患Q&A
肝疾患の治療
A型肝炎の治療—いつ,誰に,何を行うか
山田 拓司
1
,
大島 充一
1
,
間下 信昭
1
1東名厚木病院内科
pp.482-483
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904998
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ポイント
●感冒患者で消化器症状を伴っている場合は急性肝炎の存在を考慮する.
●A型急性肝炎は血清IgM-HA抗体で診断する.
●重症化・遷延化した場合にはA型肝炎以外の因子を検討する必要がある.
●急性腎不全の合併は劇症・重症肝炎例に多い.
●不活化A型肝炎ワクチンの抗体陽転率は100%である.
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