今月の主題 肝疾患Q&A
肝疾患の診断
肝生検は現在も肝疾患診断のgold standardか
山田 剛太郎
1
1岡山大学医学部第1内科
pp.455-457
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904990
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ポイント
●肝生検診断の意義も,ウイルス学的・免疫血清学的診断法や画像診断法の進歩とともに変化している.
●肝生検診断は現在も,慢性肝炎の病時期の判定や治療方針の決定に非常に有用である.
●エコー下肝腫瘍生検は,微細な肝結節性病変の質的診断に有用である.
●慢性肝炎の新しい組織診断基準は,線維増生のstagingと炎症のactivityより構成されている.
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