今月の主題 循環器薬の使い方 1997
不整脈
クラスⅠ群薬の使い方
飯沼 宏之
1
1心臓血管研究所
pp.1569-1571
発行日 1997年8月10日
Published Date 1997/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904645
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●Ⅰ群薬はNaチャネルの使用依存性抑制の性質,活動電位持続に対する作用,チャネルのどの時期に結合が生じやすいか,などによって種類が分かれており,このような性質の違いに着目して使い分けするとよい.
●催不整脈作用(TdP VT,単形型VT)が時にみられるので,ハイリスク該当者に投与する際は細心の注意が必要である(ハイリスクでなければそれほど恐い薬ではない).
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.