今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
腸疾患
腸疾患に対する低侵襲治療手技—現状と展望
酒井 義浩
1
,
鴻上 健一
2
,
藤沼 澄夫
2
1東邦大学大橋病院消化器診断部
2東邦大学大橋病院消化器診断部第3内科
pp.463-465
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904410
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ポイント
●小腸・大腸領域における低侵襲治療手技には,止血,摘除,狭窄解除,その他がある.
●主として内視鏡を用いて粘膜側より実施するが,内視鏡でも腹腔鏡のように漿膜側から実施することもあり,両者の併用や血管造影の技術を応用した方法との組み合わせもある.
●また,内腔から行う治療も,複数の内視鏡を動員して完壁を期す方法もあり,さらに内視鏡の改良や補助具の開発が進めば,より高度の複雑な治療法が可能になるものと思われる.
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