今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
胃・十二指腸疾患
胃腫瘍—経胃瘻的アプローチ
村井 隆三
1
1東京慈恵会医科大学外科
pp.458-460
発行日 1997年3月10日
Published Date 1997/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904409
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ポイント
●経皮経胃壁内視鏡下粘膜切除術(PTEMR)とは,局所麻酔下に行う胃瘻を用いた内視鏡下粘膜切除術である.
●内視鏡下に胃瘻を造設し,ここから腹腔鏡下手術用把持鉗子を胃内に直接挿入し,病変部を大きく確実に把持し,スネア鉗子にて粘膜切除を行う.
●EMR適応上限である20mm前後の比較的大きな病変でも,一括切除が可能である.
●噴門部などのEMR困難部位でも,容易にアプローチ可能である.
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