今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
診断と状態評価
画像診断(単純X線,MRI)
松井 宣夫
1
,
小林 正明
1
1名古屋市立大学医学部整形外科
pp.2386-2394
発行日 1995年12月10日
Published Date 1995/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904266
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ポイント
●慢性関節リウマチ(RA)の画像診断として,単純X線検査が最も普遍的かつ重要である.
●Larsenの6段階(grade 0〜V)X線病期分類は,各関節での病期の評価がstandard filmにより客観的に行われ,薬効検定,滑膜切除術などRAの治療効果判定に有用である.
●MRIは骨,軟骨,滑膜,脊髄などを明瞭に描出可能であり,RAの早期診断,関節炎の病態把握,治療効果,予後判定,ならびにリウマチ脊椎病変の病態把握,治療方針決定に極めて有用な画像診断である.
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