今月の主題 脳卒中
脳卒中急性期の治療
脳浮腫対策
片山 泰朗
1
,
飯田 恵
1
,
赫 彰郎
1
1日本医科大学第2内科
pp.2227-2229
発行日 1995年11月10日
Published Date 1995/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903940
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ポイント
●脳浮腫の治療の目的は,まず第1に増大した脳容積を減少させ,脳ヘルニアへの進展を防止すること,また,微小循環障害を取り除き,機能的予後の改善を図ることにある.
●高張溶液療法は,現在一般的に行われている最も効果的な療法である.
●グリセロールは脳血管障害発症早期より,200〜300mlを1日3〜4回投与する.
●過量の投与は有害である.
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