今月の主題 脳卒中
脳卒中急性期の診断技術
SPECT・PET
長田 乾
1
1秋田県立脳血管研究センター神経内科
pp.2207-2212
発行日 1995年11月10日
Published Date 1995/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903935
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●PETにより脳血流量(CBF),脳酸素消費量(CMRO2),脳ブドウ糖消費量(CMRGlu)などの絶対値の画像が得られる.
●123I-IMP,99mTc-HMPAO,99mTc-ECDを用いたSPECTでは基本的にはCBFの相対値の画像が得られる.
●luxury perfusion syndromeでは酸素摂取率(OEF)が亢進し,CBFの低下に対してCMRO2は保たれる.
●luxury perfusion syndromeにみられるCBFの増加は機能回復を反映しない.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.