今月の主題 見えてきた腎疾患
慢性腎不全診療の進歩
内科医のための腎移植
寺岡 慧
1
,
東間 紘
2
,
太田 和夫
1
1東京女子医科大学第3外科
2東京女子医科大学泌尿器科
pp.2006-2009
発行日 1995年10月10日
Published Date 1995/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903890
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ポイント
●シクロスポリン(CyA)の導入以来,腎移植の成績は飛躍的に改善し,わが国においても末期腎不全に対する根治的治療法として定着したといえる.
●しかし,長期成績のさらなる改善には,再発性あるいはde novo腎炎,慢性拒絶反応,CyAによる慢性腎毒性などの問題を克服する必要がある.
●そのためには,今後,内科医,特に腎臓内科医との緊密な連携が不可欠であろう.
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