今月の主題 消化器疾患の画像診断
画像診断の応用—現況と将来
超高速CT
相澤 信行
1
1湘南鎌倉総合病院内科
pp.82-86
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903460
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ポイント
●超高速CTは,電子銃の技術により,高速かつ連続的に撮影可能である.
●超高速CTで腹部の撮影をするには,前処置として濃いめのガストログラフィンと発泡剤を服用させ,造影剤を早いスピードで静注することにより,よいコントラストのついた像が得られる.
●超高速CTでは多断層のdynamic CTが可能である.
●超高速CTは膵臓の微小病変の発見に有用である.
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