今月の主題 循環器疾患の画像診断
何を診断できるか—適応と限界
超高速CT
寒河井 博
1
,
高元 俊彦
1
,
坂本 二哉
1
1佐々木研究所附属杏雲堂病院循環器科
pp.2276-2279
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902512
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●電子銃を用いた,全く新しい原理による超高速CTでは,スキャン時間が50msecと著しく短縮され,拍動性の臓器(心・大血管系)への応用も可能になった.
●撮影法にはvolume mode,flow mode,cinemodeの3つがある.
●あらゆる心疾患への適用が行われ効果をあげているが,今回は肥大型心筋症例につき症例を提示し,解説を加えた.
●将来的にはX線学的組織診断法などの応用開発により,情報量のさらなる増加が期待される.
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