今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解
血液・造血器腫瘍のプライマー
多発性骨髄腫
畑 裕之
1
,
松崎 博充
1
1熊本大学医学部第2内科
pp.584-588
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902653
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ポイント
●多発性骨髄腫は老人に多く見られ,人口の高齢化に伴い増加しつつある.
●形質細胞の腫瘍化により,単クローン性の免疫グロブリン増加が見られる(M蛋白血症).
●M蛋白血症が見られないタイプがあり,見過ごされがちであり,このような場合には骨髄標本の観察が非常に重要である.
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