今月の主題 循環器疾患の画像診断
何を診断できるか—適応と限界
コントラスト心エコー法
鄭 忠和
1
1鹿児島大学医学部リハビリテーション科
pp.2248-2251
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902505
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●末梢コントラストエコー法は,肺を通過しないコントラスト剤を注入し,右心系の血流を可視化して短絡疾患や三尖弁逆流を診断する.
●心筋コントラストエコー法は,冠動脈内にコントラスト剤を注入し,その支配灌流領域を断層心エコー図に可視化する.
●経静脈性左室造影法では,肺・毛細管を通過するコントラスト剤を末梢静脈に注入し,左室内腔をコントラストエコーで造影する.
●ドプラ信号増強コントラストエコー法は,狭窄血流や逆流血流のドプラ信号をコントラストエコー法を用いて増強する.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.