今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
特殊な潰瘍の治療
小児潰瘍の実態と治療
原田 一道
1,2
,
並木 正義
1
1旭川医科大学第3内科
2現はらだ病院
pp.1669-1671
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902268
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●小児(0〜14歳)の消化性潰瘍が最近ますます増加している.
●確定診断には内視鏡検査が有用である.
●小児潰瘍は胃潰瘍より十二指腸潰瘍のほうが多く,かつ男子のほうが女子より明らかに発生率が高い.
●小児期に潰瘍になったものは,成人してからも潰瘍になりやすい.
●治療はH2ブロッカーと防御因子増強剤の併用療法が主体である.
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