今月の主題 糖尿病 1993
糖尿病性合併症への対策
糖尿病と凝固線溶系の異常
森下 英理子
1
,
松田 保
1
1金沢大学医学部第3内科
pp.1516-1517
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902237
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●血小板中のTXA2産生増加,凝集能の亢進,PGI2への反応性低下により,血小板機能亢進を認める.
●フィブリノゲンなど多くの凝固因子の増加を認める.
●PAI-1活性の上昇がみられ,線溶能の低下がみられる.
●高血糖の治療により,凝固亢進状態が改善する.
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