今月の主題 内科疾患患者の生活指導
内分泌・代謝疾患
骨粗鬆症
小玉 嘉昭
1
,
竹内 靖博
2
,
松本 俊夫
2
1東京大学医学部整形外科(分院)
2東京大学医学部第4内科(分院)
pp.296-298
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901981
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●骨粗鬆症では骨折,腰背部痛,脊椎変形がよくみられるが,最も問題となるのは骨折であり,日常生活指導として重い物を持たないように,転倒しないように注意する.また,できるだけ日光に当たるようにする.
●食事はカルシウムを多く含んだ食品(乳製品など)と蛋白質,ビタミンDを摂取するよう勧める.
●運動は骨量減少や筋力低下の防止を目的とし,散歩や軽いジョギング,水泳などが勧められる.腰痛には腰痛体操がよい.
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