今月の主題 内科疾患患者の生活指導
循環器疾患
ペースメーカー植込み患者
船内 武司
1
,
石村 孝夫
1北野病院循環器内科
pp.217-219
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901958
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●ペースメーカー植込み患考は日常生活上,特に制限はなく,健常人と同様の生活をしてよいが,心機能低下がある場合は塩分制限を行う.
●激しい運動や植込み側の腕に負担のかかる労働は避ける.
●工業機械や医療機器,また一部の家庭電気製品の使用には注意が必要である.
●定期チェックは3〜6カ月に一度でよいが,自己検脈の仕方を指導し,設定レート以下の脈拍になったり,失神,めまい,労作時息切れ,疲労感があれば,すぐ来院させることが大事である.
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