研究・調査・報告
ペース・メーカー植込み患者の分娩における一症例
佃 千代子
1
,
緒方 淑子
1
1国立福岡中央病院産科病棟
pp.217-219
発行日 1974年4月25日
Published Date 1974/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204686
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1.はじめに
近年,重症心疾患を持ちながら妊娠・分娩を経験する婦人が多くなってきている。私どもは,完全房室ブロックにより再三危篤状態に陥るも,ペース・メーカー植込み術を行ない,各科のチーム・ワークにより再起し,2度の妊娠・分娩に成功した事例を体験したので,ここにその経過および看護を発表する。
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