今月の主題 出血傾向の臨床
凝固異常による出血傾向
急性前骨髄球性白血病と癌にみられるDIC
定方 宏人
1
,
小林 紀夫
2
1群馬大学医学部第3内科
2小林内科医院
pp.46-48
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901922
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●播種性血管内凝固症候群(disseminated intra-vascular coagulation:DIC)の病態はきわめて多様であり,その発症機転も基礎疾患や誘因によりさまざまである.
●悪性腫瘍や急性白血病では,これらの腫瘍細胞あるいは活性化された単球/マクロファージの組織因子(tissue factor:TF)が,外因系血液凝固を活性化し,DICを発現する.
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