今月の主題 出血傾向の臨床
凝固異常による出血傾向
敗血症とDIC
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院内科
pp.50-52
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901923
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●敗血症の状態から敗血症ショックへと進行すると,DICの頻度は非常に高くなる.
●DICの出現機序は,エンドトキシンと血管内皮細胞との接触,またマクロファージとの接触によるものであり,これが連鎖反応を引き起こす.
●治療の主体は,今のところ抗生物質の投与と補液と出血傾向の是正にある.
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