今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療
均質性肺病変
肺炎球菌肺炎
渡辺 古志郎
1
1横浜市立市民病院・呼吸器科
pp.1339-1341
発行日 1992年8月10日
Published Date 1992/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901613
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ポイント
1)肺炎双球菌肺炎は院外肺炎の主要な起炎菌である.
2)X線像の主体はair bronchogramを伴う肺実質の均一なconsolidationである.
3)第一選択薬剤はβ-ラクタム剤であり,新キノロン剤,アミノ配糖体剤は抗菌力が劣る.
4)予防に肺炎球菌ワクチンが有効といわれている.
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