グラフ 内科医のための胸部X-P読影のポイント・2
肺炎球菌肺炎
池田 顕彦
1
,
中島 明雄
1
1済生会下関総合病院・呼吸器内科
pp.880-884
発行日 1991年5月10日
Published Date 1991/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900887
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症例
患者 23歳,男性
主訴 高熱,黄色喀痰を伴う咳嗽
現病歴 生来健康であり,気管支・肺疾患の既往はない.10日前感冒に罹患し3日後軽快したが,2日前より黄色膿性痰,38℃以上の発熱を生じ,また次第に吸気時に増強する左胸痛(胸膜痛)を認めるようになり当科を受診した.
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