Japanese
English
特集 胆道外科のPitfall
肝内結石症
Intrahepatic calculi
梅園 明
1
,
尾形 佳郎
1
,
島 伸吾
1
,
佐久間 正祥
1
,
小林 武夫
1
,
小方 卓
1
Akira UMEZONO
1
1済生会宇都宮病院外科
pp.1091-1097
発行日 1972年8月20日
Published Date 1972/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205657
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はじめに
胆石症の治療成績はその診断法,手術の進歩とともに著しい向上がみられているが,胆管結石症,特に肝内結石症はなお多くの問題を残しており,胆石症の中で最も外科医を悩ますものといえよう.
肝内結石症の病態は多様であり,術前,術中を通じて,これを正確に把握することは必ずしも容易でなく,その見落しによる再発,再手術は少なくない.一方その手術術式の選択についても一定したものはなく,外科医に困難な判断を要求するものである.
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