今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
胆嚢小隆起性病変(径20mm以下)の鑑別と手術適応
土屋 幸浩
1
1千葉大学医学部・第1内科
pp.276-277
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901372
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予後不良な胆嚢癌の早期診断を背景として,超音波で検出される小さな隆起性病変(成人の3〜5%に検出される)の臨床での取り扱い方が問題である.また,最近の高分解能超音波装置を用いることで,早期の胆嚢癌のうち,丈の低い腫瘍の検出も可能であり,粘膜に着目した診断も必要となる.
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