Japanese
English
臨床報告
胆嚢の良性隆起性病変について
Benign polypoid mucosal lesions of gallbladder
瀬藤 晃一
1
,
植松 清
1
,
五百蔵 昭夫
1
,
藤田 茂夫
1
,
西尾 幸男
1
,
杉原 順一
1
,
羽田 淳一
1
,
宮村 忍
1
Koh-ichi SETOH
1
1神戸労災病院外科
pp.405-409
発行日 1977年3月20日
Published Date 1977/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407206710
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
胆嚢の良性腫瘍は比較的稀なものであるが,最近われわれは腺腫による胆嚢ポリープの1例を経験した.また,相前後して胆嚢にポリープ様の隆起性病変を認め,肉眼的に胆嚢癌を疑ったが,組織学的検索の結果,炎症性ポリープ様病変であった2症例を経験したので,胆嚢の隆起性病変について考察を加えて報告したい.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.