増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
その他の領域のエコー法
甲状腺疾患—び漫性
平田 経雄
1
,
山崎 幸司
1
1九州大学医学部附属病院・超音波室
pp.456-459
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901186
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甲状腺疾患の診断過程には,自覚または他覚的に甲状腺腫が発見されて検査が行われる場合と,自覚症状や理学的あるいは一般検査所見などから甲状腺機能の異常が疑われて検査を進める場合がある.
エコー検査は,腫瘤の音響学的性状を知る甲状腺結節の検査法として不可欠となったが,びまん性甲状腺疾患に対してはやや低い評価と限定された応用にとどまっていた.
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