増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
心エコー法
疾患と心エコー図異常
弁膜疾患—房室弁
吉田 清
1
1神戸市立中央市民病院・循環器センター内科
pp.124-131
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901134
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弁膜症の診断は,超音波法の登場により飛躍的な進歩を遂げた.とくに超音波ドプラ法により逆流の半定量的評価が可能となり,今や心臓カテーテル法や心血管造影法より多くの情報を得ることができるようになっている.弁膜症の超音波診断は,断層法による形態的診断とドプラ法による機能的診断とに分けられる.ここでは僧帽弁疾患,三尖弁疾患の超音波診断について述べる.
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