今月の主題 心不全へのアプローチ
心不全患者のケア
慢性心不全患者に対する運動療法
小川 剛
1
,
安井 和彦
1
,
牛山 和憲
1
1筑波大学臨床医学系・内科
pp.1418-1420
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901019
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健康人ならびに心筋梗塞後患者に対する運動療法は,運動耐性の増加,各種の生化学的ならびに心理学的因子の改善をもたらし,有用であったと報告されている.
この運動耐性の改善は最大体酸素消費量(VO2max)の増加と密接に関連しており,心拍出量の増加(中枢効果)ならびに動・静脈酸素較差(AVO2D)の増大(末梢効果)により招来される.
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