今月の主題 不整脈診療プラクティス
不整脈治療の実際
不整脈治療の外科適応
三崎 拓郎
1
,
岩 喬
1
1金沢大学医学部・第1外科
pp.150-151
発行日 1991年1月10日
Published Date 1991/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900686
- 有料閲覧
- 文献概要
最近,抗不整脈剤のもつ催不整脈性が判明し,非薬物療法である外科治療,カテーテル焼灼治療が注目を浴びている.いずれの方法も不整脈そのものの根治が可能であるが,カテーテル焼灼法は登場したばかりであり,その成績,安全性に関しては未だ不明な点も多い.一方,直視下で不整脈起源を同定し治療できるマッピングガイド下手術は,安定した成績をあげており,現在ではWPW症候群,心室性頻拍,その他の上室性頻拍が手術適応となっている.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.