増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
疾患からみた内科エマージェンシー
血液疾患・悪性腫瘍
100.悪性腫瘍におけるエマージェンシー—高カルシウム血症
相澤 信行
1
1湘南鎌倉病院・内科
pp.2000-2001
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900517
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高カルシウム血症は,致命的になる場合があり,原因の検索をする前にただちに治療を開始する必要がある1).また,悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症は予後不良の徴候ではあるが,治療により生活機能(quality of life)の改善が得られ,治療する意義はある2).
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