特集 どこでもみれる?—コモンディジーズとしての感染症アップデート
どこでもみれる? 5類感染症
見逃してはならない細菌性髄膜炎(侵襲性肺炎球菌感染症)—診断・治療・予防のコツから届け出の基準まで
渋江 寧
1
1横浜市立みなと赤十字病院感染症科・感染管理室・医療安全推進室
キーワード:
侵襲性肺炎球菌感染症
,
肺炎球菌性髄膜炎
,
ペニシリン耐性肺炎球菌
,
液性免疫不全
Keyword:
侵襲性肺炎球菌感染症
,
肺炎球菌性髄膜炎
,
ペニシリン耐性肺炎球菌
,
液性免疫不全
pp.451-455
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229457
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎細菌性髄膜炎は早期診断・早期治療が重要であり,臨床経過で疑い,まず血液培養を採取する.
◎細菌性髄膜炎を疑ってから抗菌薬治療開始まで1時間以内を目指す.
◎血液,髄液などの無菌部位から肺炎球菌が検出された場合は侵襲性肺炎球菌感染症と認識して5類感染症として届け出る.
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.