特集 症例から読み解く—高齢者診療ステップアップ
薬物療法を再考する
ビスホスホネート(BP)製剤の中止基準
小牧 亘
1
1小牧病院整形外科
キーワード:
ビスホスホネート製剤
,
BP製剤
,
顎骨壊死
,
ONJ
,
非定型大腿骨骨折
,
AFF
Keyword:
ビスホスホネート製剤
,
BP製剤
,
顎骨壊死
,
ONJ
,
非定型大腿骨骨折
,
AFF
pp.1474-1479
発行日 2023年8月10日
Published Date 2023/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229091
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Point
◎ビスホスホネート(bisphosphonate:BP)製剤は骨粗鬆症の予防および治療のスタンダードの1つであり,広く使われている.
◎BP製剤の重篤な合併症として顎骨壊死(osteonecrosis of the jaw:ONJ),非定型大腿骨骨折(atypical femoral fracture:AFF)が挙げられる.
◎BP製剤が長期服用となったときは休薬,長期服用にて重篤な合併症を起こしたときは中止が望まれる.
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