連載 主治医の介入でこれだけ変わる! 内科疾患のリハビリテーション・9
疾患別リハビリ・運動療法の実際
慢性閉塞性肺疾患(COPD):息切れを減らす方法
上月 正博
1,2
1山形県立保健医療大学
2東北大学
pp.967-973
発行日 2022年5月10日
Published Date 2022/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228283
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慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)は,わが国では70歳以上の6人に1人が罹患する国民病であり,肺機能の低下とともに日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が低下する.前回はCOPD患者における運動耐容能向上の方法を述べたが,今回は,患者にお勧めできる「息切れを減らして動作が楽に行えるようになる方法」を紹介する.
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