特集 意外と知らない? 外用薬・自己注射薬—外来診療での適“剤”適所
注射薬
【生物学的製剤】
炎症性腸疾患での使い分け
座喜味 盛哉
1
1沖縄県立中部病院消化器内科
キーワード:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
Crohn病
,
生物学的製剤
,
自己注射薬
Keyword:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
Crohn病
,
生物学的製剤
,
自己注射薬
pp.258-263
発行日 2022年2月10日
Published Date 2022/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228048
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Point
◎炎症性腸疾患(IBD)はさまざまな病態を有し,主として腸管を傷害する疾患であり,患者数は年々増加傾向にある.
◎IBD治療ではステロイドや免疫抑制薬など,宿主の免疫を抑制することが治療の中心と考えられてきた.
◎近年,サイトカインを標的とする生物学的製剤による治療が広く使用されつつある.
◎生物学的製剤にはさまざまな種類があり,投与経路,投与時間,通院頻度など患者背景を勘案して決定する.
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