特集 デジタル内科学の勃興—オンライン診療,AI,治療用アプリ
仮想現実(VR)/拡張現実(AR)/複合現実(MR)
VR/MR/ARを用いたオンライン診療の未来—Holomedicine開発の経緯と臨床研究
関本 智子
1
,
大山 彦光
1
,
服部 信孝
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科
キーワード:
遠隔医療
,
三次元動作解析
,
複合現実
,
MR
,
Parkinson病
,
運動障害性疾患
Keyword:
遠隔医療
,
三次元動作解析
,
複合現実
,
MR
,
Parkinson病
,
運動障害性疾患
pp.859-862
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227641
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Point
◎Parkinson病(PD)の症状安定化のため,多面的な運動症状の評価ができる三次元遠隔医療を着想した.
◎双方向性三次元遠隔医療の実証実験では,参加したPD患者から高い評価が得られた.
◎今後の展望として,記録し蓄積された三次元動作データを基に,深層学習させた人工知能による診断補助システムを開発できる可能性がある.
◎技術革新によってPD診療の底上げ・均質化および患者のQOL向上が期待される.
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