特集 教えて! 健診/検診“ホントのところ”—エビデンスを知り,何を伝えるか
特定の疾病を見つけるための検診
骨粗鬆症検診—(DXA,QUS,FRAX®)
中藤 真一
1
1あさひ総合病院整形外科
キーワード:
骨粗鬆症検診
,
FRAX®
,
fracture risk assessment tool
,
YAM
,
young adult mean
,
DXA
,
dual energy X-ray absorptiometry
Keyword:
骨粗鬆症検診
,
FRAX®
,
fracture risk assessment tool
,
YAM
,
young adult mean
,
DXA
,
dual energy X-ray absorptiometry
pp.955-959
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227002
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Point
◎閉経後女性の骨粗鬆症検査を受けるきっかけは「検診」が最も多い.
◎骨粗鬆症検診の問題点として,低い実施率と受診率,骨密度中心の判定,対象年齢,検診間隔などがある.
◎米国予防医学専門委員会(USPSTF)では,65歳以上の女性や64歳以下の閉経後女性で危険因子のある人に骨粗鬆症検診を勧めている.
◎骨粗鬆症の危険因子には両親の大腿骨近位部骨折歴,喫煙,過度の飲酒,低体重などがある.
◎骨粗鬆症の危険因子を含んだ評価ツールとして,FRAX®などがある.
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