増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
消化器
23 胃食道逆流症(GERD)—胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2015(改訂第2版)
内藤 裕二
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学
pp.100-103
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226839
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・胃食道逆流症(GERD)の初期治療において,プロトンポンプ阻害薬(PPI)を第一選択薬として使用することが推奨された.
・PPI抵抗性GERDの定義が示され,治療戦略としてPPIの倍量,特にラベプラゾールの2倍量,4倍量が推奨された.
・GERDの長期治療戦略が変更され,重症のびらん性GERDに対するPPI維持療法が推奨され,オンデマンド療法の位置づけも提案された.
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