今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
肥満が影響を与える疾患・病態
肥満とGERD(胃食道逆流症)
天野 和寿
1
,
木下 芳一
2
1益田赤十字病院内科
2島根大学医学部消化器・肝臓内科
pp.260-262
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100024
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ポイント
胃食道逆流症(GERD)は近年増加傾向にあり,肥満の増加がその一因である.
脂肪の過剰摂取や過食は,食後の胃酸逆流を引き起こし,GERD発症につながると考えられている.
GERDの治療法として日常生活・食生活の改善および胃酸分泌抑制薬による薬物療法を行う.
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