特集 不明熱を不明にしないために—実践から考えるケーススタディ
悪性腫瘍
腫瘍熱—種類,鑑別診断,診療のポイント
横山 雄章
1
,
勝俣 範之
1
1日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科
pp.1780-1783
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226532
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Point
◎腫瘍熱の診断には感染症やアレルギーの否定が必要である.
◎感染症の否定は,感染症に対する諸検査の結果や抗菌薬加療の結果を確認しなければならない.
◎発熱初診時から腫瘍熱と判断することは困難な場合が多い.
◎ナプロキサンテストやプロカルシトニンが腫瘍熱診断の一助になる可能性がある.
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