特集 みんなが知っておきたい透析診療—透析のキホンと患者の診かた
透析についての基本事項
腹膜透析の基本と適応
松岡 直也
1
,
伊藤 恭彦
1
1愛知医科大学腎臓・リウマチ膠原病内科
pp.1377-1380
発行日 2019年8月10日
Published Date 2019/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402226432
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Point
◎腹膜透析は末期腎不全の腎代替療法として,血液透析,腎移植とともに重要な地位を占める.
◎腹膜透析には大別して持続携行式腹膜透析(CAPD)と自動腹膜透析(APD)があり,どちらも在宅透析として患者のQOLを向上させるメリットがある.
◎すべての患者で腹膜透析を選択できるわけではないが,腹膜透析のメリットと合併症を踏まえ,腎代替療法の1つの選択肢として検討する必要がある.
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