Japanese
English
特集 腎疾患の診断と治療 最前線
VII.各論6:腎不全と腎代替療法(診断と治療)
13.腹膜透析の適応と限界
Indications and limitations of peritoneal dialysis
川西 秀樹
1
Kawanishi Hideki
1
1土谷総合病院
キーワード:
腹膜透析
,
腹膜透析の歴史
,
腹膜透析の利点・欠点
,
hybrid療法
Keyword:
腹膜透析
,
腹膜透析の歴史
,
腹膜透析の利点・欠点
,
hybrid療法
pp.654-658
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001682
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1 はじめに
腹膜透析(peritoneal dialysis:PD)は,在宅透析として最も発展している透析療法であり,中性化透析液とhybrid療法〔PDと血液透析(hemodialysis:HD)の併用療法〕の開発により安定して長期透析が可能となった。しかし,欠点としてバッグ交換の複雑性・手技の訓練の必要性と腹膜炎発生が残っている。多くの患者に提供するためには,訓練のみに頼るのではなく機器開発や新たな医療制度の構築などが必要である。
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