連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・9
あれ!? わずかな麻痺?上肢麻痺の検出テクニック
難波 雄亮
1,2
1安房地域医療センター総合診療科
2沖縄県立中部病院総合内科
pp.1-3
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225975
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上肢のわずかな麻痺を検出する方法で,いわゆる上肢のBarré徴候(pronator drift sign)はとても有名です.しかし,神経所見はどれか1つだけで確定診断を下せるものではありません.時には,いくつかの所見を組み合わせて異常を指摘する必要もあります.
やはりおかしい,そう感じたときに手軽にできるテストがあります.上肢のわずかな麻痺を検出する方法,“forearm rolling test”と“finger rolling test”が有用です.それでは,一緒に勉強していきましょう!
*本論文中、関連する動画を見ることができます(公開期間:2020年12月31日まで公開)。
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